お客様の旅日記
第5回:初めて行ったのに懐かしい、心癒されるカンボジアの村
S.S様
- 訪問先:カンボジア(シェムリアップ)
- 参加人数:1名様参加 (S.S様)
- 日程:2013年12月30日~2014年1月3日
1日目:日本出発⇒カンボジア・シェムリアップへ
2日目:アンコール遺跡観光
3日目:田舎の村(サムロム村)訪問、ベンメリア遺跡観光
4日目:トンレサップ湖クルーズ、フリータイム &帰国の途へ
5日目:日本着
▲サムロム村。初めて行ったのにどこか懐かしい。(シェムリアップ)
ソウル経由でほぼ予定通りシェムリアップ空港到着。
出口で、私のフルネームが書かれたプラカードを一目で見つけ、
男性ガイドさんと合流。
専用車は新しい型のトヨタカムリで、乗り心地いい。
ホテルに着くまで、簡単なカンボジア説明。
ガイドさん日本語ペラペラ。
ホテルでチェックイン手続きをしてもらう。
スタッフから部屋に案内してもらい、室内の説明を受ける。
自分に語学力が無いので英語の説明あまり理解できず、
片言でもいいから日本語話せるスタッフがいればいいと思った。
でもスタッフは親切。
部屋は思ったよりも広くてきれい。
ホテル立地もマーケットやコンビニも近くて良い。
コンビニは日用品と飲み物中心に品揃え豊富。ビール350ml 缶=0.75$。
スタッフやドライバーにクメール語で挨拶すると、喜ばれる。
ホテル9:00発 比較的涼しい。
アンコールワットへ向かう。
遺跡手前で顔写真を撮って「アンコールパス」を作る。
到着。そんなに混んでいない。
ガイドさんの説明、すごく分かりやすい。何より1対1というのが良い。
芸の細かいレリーフに驚く。
11:00から暑くなってくる。
適宜休憩をとってくれるおかげで疲れを感じない。
11:30昼食。風通しの良いレストランでコース料理。味・量◎。
アンコールビール大瓶2本飲んで腹一杯で満足。
▲アンコール・ワット第三回廊への階段付近で休憩中
アンコール・トム観光。
遺跡に向かう途中に、地雷被害者6人の楽団が寄付を目的として
伝統音楽を演奏していた。
政府からの支援が無いとの話を聞いて3ドル寄付する。
楽団皆からお礼言われて、ガイドさんからもありがとうと言われる。
寺院内で仏像に線香をあげてガイドさんとカンボジア風にお参りする。
1ドル賽銭をあげると寺の人が右手首に赤い紐を結んでくれた。
これは御守りで、自然に切れるまで付けておかないといけないとのこと。
観光終わると混み始める。
ガイドさんの気転で時間差観光したのがうまくいった。
▲王都アンコール・トムの中央にあるバイヨン寺院
ホテルで夕方まで休憩。
ホテル内で1時間12ドルでクメール式全身マッサージを受ける。
痛気持ちいい。
アマゾンアンコールレストランでバイキング夕食&アプサラダンスショー。
偶然にも最前列。ステージの目の前で感激する。
伝統舞踊とアプサラダンス、存分に楽しめた。
ホテルに帰ってからガイドさんの気配りで、
彼の自宅を訪問することに。
彼のバイクに乗せてもらい、
途中お土産のビールと氷を買い込んで家に到着。
素朴な感じの家でまさに本当の民家訪問といった感じ。
▲ガイドさんの姉夫婦。旦那さん(左)と特に仲良くなる
▲ガイドさんのご近所家族も一緒に
ガイドさんの姉夫婦と近所の友達で焼き肉をつつきながら
ビールを飲んでつぎあって、
片言の英語と身振り手振りで親睦を深める。
どんどん飲んで食べてと、
自分の皿に焼けた肉と野菜を盛ってくれ缶ビールも次々出してくれる。
▲焼肉
みんな気さくで突然の訪問者を温かく親切に迎えてくれて感極まる思い。
ガイドさんは外でハンバーグと雷魚の丸焼き作り。
雷魚はホクホクしておいしい。ハンバーグも美味。
カンボジアではグラスを持つたびに乾杯をする。
別れを告げてホテルに送ってもらう。
本当に楽しく良い経験だった。
屋上バーで他の宿泊客と新年を迎える。花火がきれい。
今日から専用車がベンツのワゴンに変わる。田舎の村へ(1時間30分)。
途中路肩で、竹筒を焼いて売っている露店多数あり。
気になっているとタイミングよくガイドさんの説明があり、
中をくりぬいた竹の中にもち米とココナッツミルクなどを入れて
むし焼きしたおやつだということだった。
おすすめの露店に車を停めて見学して1本購入して2人で食べる。
赤飯を甘くした感じで、これがまた美味しい。
▲サムロム村
村到着。素朴感たっぷり。
初めて来たのになんだか懐かしい感じ。
サロンさんの家族が昼ご飯を準備中。
この日サロンさんは多忙のため不在で、奥さんと祖母が対応してくれた。
途中でガイドさんの携帯にサロンさんから電話あり。
うまくいっているか気になっての電話だった。
任せきりでないその気遣いがうれしい。
まずは牛車で散策する。
2輪なので乗り心地はよくないが、それがまたいい。
▲立派な角と大きな体がたくましく見えますが、性格はいたって穏やか
▲牛車でのどかな村をゆっくり散策
静かな村。人懐こい子供3人も一緒に乗って散策。
ポケットに入っていた「ハイチュウ」をあげる。
村人に手を振ると必ず笑顔で応えてくれる。
ヤシの実で砂糖を作っているお宅を訪問・見学。
できたての砂糖を指ですくって舐める。
うまくてさらに3回くらい舐める。
お礼に日本から持ってきたクッキーをプレゼント。
その後、お寺に立ち寄り。
子供の僧侶3人見かけただけでひっそりしている。
靴を脱いで中に入りお参り。
▲サムロム村にあるお寺
また牛車に乗り、途中店に立ち寄ってもらい
日本へのお土産を買って、元の場所へ戻る。
ココナッツジュースを飲んで初めてのハンモックで休憩。
リラックスできて枕不要なのが理解できた。
ココナッツジュースも飲みやすく、ごくごく飲む。
▲とれたてのココナッツジュース
ガイドさんとドライバーさんと3人で手作り家庭料理の昼食。
テーブルを使わないクメール風の食事スタイル。
▲サロンさん宅にて本場のカンボジア家庭料理をいただきます
茄子を煮込んだもの・豚肉のつみれと雷魚のスープ・
肉と野菜の炒め物、それにご飯とバナナ。
沢山召し上がれと言われる。
味付け良く本当の家庭料理にご飯がすすむ。
おかずやご飯が少なくなると、鍋から盛り足してくれる。
バナナは小振りだが甘くて美味しい。
チュガイン(おいしい)と言うとニコニコ。
食事のときだけハエ多いが気にならない。
満腹になり3人でしばらくハンモックで昼寝タイム。
風通しがよく静か。
遠くから子供たちの遊び声、鳥の声、
ハンモックの周りを自由に行き来しているニワトリと犬。
最高に癒される。
ここにも日本のクッキー詰め合わせをプレゼントした。
13:00ベンメリアへ出発。
ここも時間差観光したため混まないうちに済んだ。
▲ベンメリアには保存状態の良いナーガが残っています
帰り、時間があるということで地元の人しか来ない湖へ立ち寄り。
広い湖に桟橋があって子供たちが飛び込んで水遊びをしている。
軽食や休憩できる露店もあって、
ビール買って子供たちの遊んでいる様子を見ながらまったりする。
▲穴場の湖でまったり中(左:ドライバーさん、右:ガイドさん)
▲水遊びをする子どもたちとガイドさん(左)
周りの人、外国人観光客がここに来るのが珍しそうでこっちを見ている。
いいところに寄ってくれてありがとうと思った。
ホテルに戻り夕食までマーケットでお土産買い。
日本人多い。
バイキング夕食を終え、明日の打ち合わせをして解散。
休憩後、マーケット近くの「ボディチューン」でタイ式マッサージ
(90分20ドル)。店の雰囲気・スタッフの対応◎。
▲トンレサップ湖のボート乗り場
9:30発。朝の出発がゆっくりなのは助かる。
トンレサップ湖へ。車で30分くらい。
途中沿道の風景は、生活を垣間見えるような感じだった。
ボートは10人乗りくらいの大きさ。
ガイドさんと2人で貸し切り。かなり嬉しい。
風が気持ちいい。
しばらく進むと水上集落到着。
商店・教会・学校(子供たちが勉強中)。
▲湖上には教会も
▲水上レストラン
折り返し地点の水上レストランで休憩。
ここではワニを飼育していた。
展望台で周囲の風景を目に焼き付ける。
ホテルに戻る。
「レッドピアノ」に行って、昼食をごちそうする。
ホテルからここへの移動も彼に世話になる(バイク)。
ガイドさんはラザニア、自分はレッドピアノスペシャル
カルボナーラを食べる。おすすめだけあって美味しい。
ただ欧米人を対象としているのか、量が半端でなかった。
でも最後に雑談しながら一緒に食事できて本当に良かった。
2人で16ドル。
ガイドさんから送ってもらい国立博物館へ。
日本語音声ガイドイヤホンで2時間見学。
残った時間で近くでマッサージ。クメール式マッサージ90分25ドル。
ホテルまでガイドさんが手配していてくれたトゥクトゥクで帰る。
2ドル。若いドライバー、陽気で安全運転。乗っていて面白かった。
シャワーして荷物まとめてチェックアウト。
レイトチェックアウト頼んどいて良かった。
最後の夕食は、バイヨンレストランで
バイキング料理と影絵芝居の鑑賞、料理の種類豊富。
のり巻きもあり。あとは帰路に着くだけなので、
飲み物もビール2本・カンパリ・グラス白ワインと飲む。
影絵芝居だけだと思ったら1時間のうち後半は
伝統舞踊とアプサラダンスがあった。
また見れると思ってもいなかったので、最後にすごく感動する。
シェムリアップ空港へ。
いつものことだが、この時が一番悲しくなる。
空港到着。
入り口でガイドさんに精一杯お礼の気持ちを伝え、
しっかり握手して別れる。
気持ちを切り替えて搭乗までショッピングしたり、
もう一度クメール式マッサージをしたりと出発まで楽しむ。
本当にいい旅行だった。
ソウルで乗り換えて、大体予定通り成田到着。
新幹線で帰り、19:00無事自宅着。気温1℃。
旅行中、ガイドさんから教えてもらったSNSに連絡したら
返事が来てほっとした。
カンボジアに友人が出きた気分になった。
おわり