体験レポート

 HOME  >  


▲「段々滝」と言えるセー滝

▲乾季のセー滝はこの通り水量が激減します。

▲水遊びに興じる欧米人

▲ホテル用意のお弁当

ランチタイムが近づくにつれて日差しも強くなってきたので、休憩の頻度を増やしながらゴール地のセー滝を目指します。
前半のような道の起伏はなく、ゆるやかになった分助かりますが、暑いなかのトレッキングはなかなか体に応えます。
「欧米人は大勢来るんですか?」と訊くと、「まーだまだ、これからさ!へへへ!」と嬉しそうな顔。個人的にはあまり外国人が出入りせず、彼らには村の暮らしを守って欲しいなと思いますが。
帰り際にこの村の小学校を発見しました。レンガ造りで白い壁の平屋は村で一番立派に見えます。この時期はちょうど夏休みとのことで、授業の様子は見ることができず・・・残念!ガランとした教室内の中には黒板に残した子どもたちの落書きや、子どもたちが上手に描いた動物の絵が飾られていました。折角来たんだから授業の残り香くらいは味わないとねという私の貧乏性です。
先ほど、民族によって言語が異なるお話をしましたが、学校での使用言語はラオス語と定められています。その為、少数民族の子どもたちは家では自分たちの言語なのに、授業ではラオス語を使わないといけないというハンディがあるのです。また、学年ごとに進級テストがあり、不合格だと進級できないというシステムの為、少数民族の子どもたちは中退率が高くなるという悪循環が問題視されています。多民族国家ならではの問題は教育現場にも現れていたのです。私「これじゃ、少数民族の皆さんは不利なままですよね」 ガイドさん「うーん。でも生きていくためですからねぇ」・・・と少しモヤモヤした気持ちを抱えたまま村を後にしました。
1時間ほどで、セー滝に到着!階段状の岩の上を水が流れ落ちるその姿は日本人がイメージする滝とは少し形態が違いますが、グリーンがかかった色の滝壺が美しい滝です。段々畑ならぬ段々滝と言えば、イメージが湧くでしょうか。
すっかりお腹も空いたので、滝を眺めながらホテルが用意してくれたお弁当をいただきます。この場所は欧米人観光客が多く、皆水着持参で滝壷に飛び込みはしゃいでいます。彼らの多くはトレッキングコースを通ってきたのではなく、街中から乗り合いタクシーとボートで来ているようです。トレッキングの最後に冷たい滝壺で泳ぐと気持ちいいですよ!  昼過ぎにはホテルに戻って来れたので、後は夜までのんびりと疲れを癒すことができます。マッサージもオーダーすることができるので体をほぐしてもらうのも良いでしょう。

←戻る


ラオスのエコリゾートでのんびりツア-
おまけ ラオス各民族の挨拶
ラオ族・・・・・・サバイディー /アカ族・・・・・・ウデュタマ / カム族・・・・・・サンマイル
モン族・・・・・・ニョジョン / ランテン族・・・ヤムゴン




Fatal error: Uncaught Error: Call to undefined function mysql_query() in /home/xs159913/pitt.jp/public_html/common/include/side.php:5 Stack trace: #0 /home/xs159913/pitt.jp/public_html/report/lao-lpqtrek02.php(194): include() #1 {main} thrown in /home/xs159913/pitt.jp/public_html/common/include/side.php on line 5