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【ミャンマー】チャイントンのホジン村(アカ族)を訪問


ホジン村はNO1~4の4つの集落に分かれて生活をしています。それぞれの集落は山の上にあるため、トレッキングをして各集落をまわります。トレッキングコースは全長約14キロ。少しハードなコースです。
 もともとは土着のナッを信仰するひとつの村でしたが、キリスト教の伝来とともにキリスト教徒が増加。それとともにナッ信仰者がNO2の村へ、溢れたキリスト教徒はNO3へと移っていきました。NO4はキリスト教、ナッ信仰者、仏教徒といろいろな宗教の人が暮らしています。
 どの集落にもアカ族が暮らし、女性は銀の装飾がされたきれいな帽子を被っています。この帽子には昔の硬貨なども飾りとして使われており、ひとつ500米ドル以上ともいわれるくらい高価なものです。
 トレッキングはチャイントンから車で約45 分のパンクワイ村から始まります。道中はお茶畑やきれいな棚田を眺めながら新緑の中を進みます。途中、牛や豚、民族衣装を着たアカ族とすれ違ったりと日本では体験ができないトレッキングです。
 アカ族はお米を育て、そこから焼酎を醸して生活しています。そのため、山の麓付近にはきれいに手入れされた田んぼがたくさん見られます。道は土の道ですが、比較的平坦で歩きやすく、そこまで急な道を登ったりということはありません。  山奥へ入っていくと、松や竹も生えていたりとどこか日本にも似た景色に見えてきます。約2時間ほど登っていくとNO4の村に到着です。
 ここで市場で買ったお弁当の昼食をとります。シャン州ではもち米が主食で、特にチャイントン周辺の東シャン州ではいろいろな種類のもち米が食べられます。
 今回はNO4 から3、2、1 とまわっていきましたが、各集落間も10~30分くらいの距離です。キリスト教の村の入り口には木で作られた十字架が掲げてあったり、仏教徒のいる村にはパゴダがあったりと村によって雰囲気が少し違いますが、各集落の子どもたちは山の上にあるひとつの学校に通っています。


(写真はアカ族の女性)
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