「地球の歩き方」との共同企画スタディツアーにて、14年間継続で訪問させていただいているカンボジアの児童養護施設NGO「スナーダイ・クマエ」をご紹介します。
「スナーダイ・クマエ」とは、「カンボジア人の手によるもの」という意味です。カンボジアの世界遺産・アンコールワット観光の拠点、シェムリアップの街中にある児童養護施設で、身寄りのない子どもに生活の場を与え、教育の機会を提供する目的で運営されています。
そこで暮らす高校生までの子どもたちはつらい過去があったにも関わらず、現在はとても明るくて元気で、日本にとても興味があります。
スナーダイ・クマエは、1998年に内務省にローカルNGO登録をして設立されたカンボジアの児童養護施設です。主に下記の活動に基づき、子どもたちが将来社会の構成員として自覚をもって自立してゆくためのサポートを行っています。
カンボジアの公立学校通学サポート
子どもたちは未就学年齢の児童を除き、公立の小中高校で学んでいます。中には手に職をつけようと職業訓練校に通う子どももいます。
院内における基本的生活習慣の指導
・生活スケジュール遵守(起床・就寝時間、清掃、自習) ・毎週日曜日の全体ミーティングによる道徳指導
スキル教育
【英語&パソコン教室】小学校高学年・中学生を対象に行われています。クメール人教師による指導。
【日本語教室】以前はすべての子どもを対象に行われていましたが、現在は日本語に興味のある子どもたちが自習をしています。
農業
院内に設けている農園では、自給用の野菜や果物を栽培しています。院内にはココナッツ、バナナ、マンゴーの木がたくさん植えられています。
伝統舞踊教室
カンボジアの伝統文化を子どもたちに知ってほしいという思いで、希望者を対象として開講したカンボジアの伝統舞踊教室。ココナッツダンスほか数種類のダンスを習得しています。
絵画展開催
2008年より毎年日本各地で絵画展を開催。代表のメアス博子さんが中心となって主に夏季に行っている活動です。開催に伴う物品販売などは施設の運営費となっています。
貧困や虐待を理由に親と生活を共にできない子どもたちが共同生活をしています。近年は、特に虐待を理由に保護された子どもたちが、CWCC(カンボジア・ウーマン・クライシス・センター)からの要請により施設に入所するケースが増えています。
ピースインツアーカンボジア支店(オークンツアー)の専属日本語ガイドとして働いたり、日本人経営の企業に就職したりしています。施設を離れても、休日にはよく顔を出す卒院生たち。子どもたちにとっては憧れの存在でもあります。スタッフが伝えたい「思いやりの心」をもって活躍しています。
パナー君 | サヴィー君 | スレイニーさん | サイハー君 |
スナーダイ・クマエについては以下のブログにて詳しく知ることができますよ!
~カンボジア スナーダイ・クマエのブログ~ http://snadai.blogspot.jp/
~代表メアス博子さんのブログ~ http://tanosindoi.blogspot.jp/
【スナーダイ・クマエを訪問するツアーはコチラ↓】
中・高校生限定!カンボジア スポーツを通じて子どもたちの夢を広げる活動
プロサッカー選手・藤原賢土選手が同行!子どもたちとふれあう6日間
カンボジアでサッカー選手として活躍する藤原賢土選手と共に、ボールを使った遊びや総合学習を通じ、日頃行なわれていない授業を実施することで、子どもたちの新たな可能性を広げ、夢を持つことの大切さを伝えます。
カンボジア 図工の楽しさを伝える活動
昭和の遊びから学ぶ6日間
地方の小学校では国語と算数の基礎授業は行なわれているものの、図工をはじめとする情操教育がほとんど行なわれていません。この活動では参加者が先生になり、小学校と児童養護施設の子どもたちに図画工作の特別授業を届けます。