海外ボランティア(スタディツアー)の 「カンボジア 村の小学校の子どもたちに体育を教える活動」 では、体育の授業がほとんど無いカンボジアの小学校を訪問し、体育の授業、運動会を行っています。

このページでは、実際に訪問する小学校やツアー活動の必要性などをインタビュー形式でお伝えしていきます。

今回お答えいただくのは、シェムリアップ州教育局の局員ネイさんです。



シェムリアップ市内の小学校の図書館・教員の管理をはじめ、教育環境を整えるための取り組みに尽力。カンボジアの教育に問題を感じ、弊社が企画・運営するスタディツアー事業にも賛同をしてくれています。日本が大好き!(笑)


私は、シェムリアップ州の教育局で働いています。現在のシェムリアップ州には、約500校の小学校があります。しかし、村の小学校は、国語・算数・理科・社会といった授業が主となり、情操教育はほとんど行われていません。理由としては、学校の先生が足りておらず、更には先生も情操教育をうけたことがないため、子ども達に教えてあげることができません。そこで是非皆様が先生の代わりとなって、子ども達へ情操教育の大切さを教えてください!







Q1どんな小学校へ行くの?
 

A.  いいえ、基本的に前回のツアーとは違う小学校に行きます。
では、どのようにして訪問する小学校を選定しているかというと、あることを大事にしています。 それは、「小学校の協力性」です。 なぜ?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
今回の活動を成功をさせるためには、教員のやる気がとっても重要になるのです。 先生にやる気がなければ、いくらみなさんががんばっていただいてもその活動が一時的なものになってしまうことも多く、カンボジアへ根付いてはいきません。 また、活動を一時的なものにしないためにも、この後の教育を担う先生が皆様の姿をみて、「こう教えたら子供たちが楽しんでくれるのだ!」ということをわかってもらう必要があります。
このような理由から、小学校の協力性はもっとも重要です。 今回の活動を行う小学校には、事前に教育局のスタッフが現地を訪問し、校長先生や教員と話し合いを行います。 皆様の活動を説明し、協力ができると判断できた小学校にのみ訪問を行っています。なので、皆様は子供たちに体育の楽しさを伝えるだけでなく、それ以上に先生方のお手本となっていただきたいと思っています。
皆様が楽しんでこの活動をしていただければ、絶対に気持ちは伝わります!
そして、今回の活動を1回きりで終わらせず、この後、 カンボジアの定期的な行事として根付いて行くことを願っています。








Q2 どうして体育を教えるの?

A. カンボジアには体育の授業がほとんどないため、子ども達は準備体操や体つくりの方法を知りません。きちんとした体つくりをする機会があまりないため、大けがをしてしまう子ども達が少なくありません。
そこを大きな問題と感じており、「何とかしたい!」とピース・イン・ツアーに相談したことがきっかけでスタディツアーを実現する運びとなりました。
先生のやる気がある学校へ、是非皆さんの熱い想いを届けにきてください。この活動がこの後、カンボジアに根付いていくことを願っております。





日本の皆さんへメッセージ

皆さんの活動が実を結び、子ども達に喜びの場を与えられることに シェムリアップ州教育局の局長をはじめ、局員全員心から感謝しています。
シェムリアップ州には合計500以上の小学校があるので、 その全部にこのツアーを実施してもらいたいですね!カンボジアの子どもたちは、学ぶことも遊ぶことも大好きです。
ぜひこれからも、みなさんのような若い人たちから、日本の教育の一部をカンボジアに分けてください。
私も、いつか日本へ行って、授業風景を見学してみたいと思います





カンボジアで運動会

カンボジア 村の小学校の子どもたちに体育を教える活動

教員数の不足や経験不足により、 体育の授業がほとんどない学校もあり、 運動に慣れない子どもたちによる大けがが後を絶ちません。小学校を訪問し、体育の授業や初めての運動会を行います。

カンボジア音楽交流ツアー

カンボジア 子どもたちと音楽でつながる交流活動6日間

音楽をテーマにした国際交流事業を行なう音楽家・永田正彰さんと共に田舎の村の小学校を訪問し、子ども達に音楽の楽しさを伝えます。また、音楽を使った伝統舞踊を伝承する村々に訪問し、そこで暮らす人々と音楽セッションを行なうなど充実のプログラムです。

高校生向けスタディツアーのページへ戻る>>